2022年(2021年分)の確定申告はお済みですか?
今回から、スマホだけで確定申告できるようになりました。
さっそくやってみたら、すごく便利でした!
以前は自宅で確定申告するためには「ICカードリーダライタ」が必要でしたが、今回から「完全にスマホで完結」できるようになっています。
実際に確定申告書を提出してみたので、方法と注意点をまとめます。
目次
- 【確定申告2022】スマホ・PCだけで申告する方法
- 【確定申告2022】スマホだけで申告する注意点
- マイナンバーカードが無くても確定申告できる?紙のカードは使えない
- 副業が会社にバレない方法!住民税を分けて納付しよう
- 確定申告2022の申告期間
- まとめ:スマホ・PCだけで確定申告できた!
【確定申告2022】スマホ・PCだけで申告する方法
出典:国税庁
確定申告は、国税庁ホームページの「確定申告特集」ページで申告します。
スマホで確定申告する大まかな手順
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マイナンバーカードを作る
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マイナポータルのアプリで利用者登録する
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所得と控除が分かるものを準備する
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確定申告する
マイナポータルの登録については別記事にまとめてあります。
確定申告の画面では「e-Tax(マイナンバーカード方式)」を選択します。
マイナポータルとの連携は、確定申告のときにすることもできますが、事前に済ませておくと便利です。
所得・控除は人それぞれ違いますが
などの準備を済ませておきましょう。
マイナポータルと確定申告の連携方法
e-Tax(確定申告を電子で行うこと)がPC・スマホだけで出来るようになったのは、マイナポータルとの連携システムが整ったからです。
- マイナンバーカードを作成
- マイナポータルのアプリ登録
まで出来た人は、そのままマイナポータルで確定申告に必要な情報を入力してしまいましょう。
本人情報の入力は、マイナポータル登録時に必須です。
e-Taxとの連携・ふるさと納税e-Tax連携は、確定申告のときでも出来るのですが、事前に済ませておくとスムーズです。
マイナポータルの「もっとつながる」から、連携ができます。
スマホとPCをペアリングすればPCでも確定申告できる
パソコンで確定申告したい人は、スマホとペアリングすることでスマホをICカードリーダライタ代用品にできます。
動画
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【確定申告2022】スマホだけで申告する注意点
スマホで確定申告できるようになったのは大変便利なのですが、不便だと感じることもありました。
- 医療費控除を集計できない
10万円を超える医療費はエクセルで集計するのですが、スマホ申告だと「PCで作ったエクセルファイルをスマホに送る」手間があります。
(国から送られる「医療費のお知らせ」も自動で確定申告に集計されるのですが、月が中途半端なので全然足りません。)
- 書類PDFが印刷できない
確定申告の書式が完成したらPDFをダウンロードすることができます。
スマホでもダウンロードできるのですが、印刷して保存しておきたい人には手間がかかります。
【失敗談】スマホ申告の所要時間は1時間以上!途中保存できない?
私が不慣れなせいもありますが、スマホで確定申告するのに1時間以上かかりました。
マイナポータルとの連携に失敗したり、中断しようとしたら画面が消えたり・・・と合計3回やり直しになったためです。
途中保存できないケース
- マイナポータルと連携して画面推移しているのに、別画面を開いてしまった
- どう申告していいか分からない項目があり、調べていたら情報が消えてしまった
スマホ申告しながら調べ物をしたくなったら、スマホで別画面を開くのではなく、他のデバイス(パソコン・タブレットなど)で調べるのが無難です。
(例)
「副業の所得を申告する方法が分からない!」→調べていたらデータ消失。
副業の申請方法は、こちらの記事にまとめました。
途中保存できるケース
途中までのデータを保存できるのは、所得を入力してからです。
所得入力までが長かったので、「いつ保存できるんだ!」と思いながら進めました。
マイナンバーカードの暗証番号を忘れたら
マイナンバーカードの暗証番号は、最初に役所でマイナンバーカードを作った時に決めた数字4桁です。
暗証番号を忘れたら、役所の窓口に行く必要があります。
メールなどでの照会・再発行はできません。
利用者識別番号・暗証番号を忘れたら
「利用者識別番号・暗証番号」を問われた場面で、「去年の番号を使うべきなのか(忘れたけど)」と悩みました。
「初めてe-Taxを利用」を選んで、無事申告できました。
マイナンバーカードが無くても確定申告できる?紙のカードは使えない
マイナンバーカードを持っていなくても、確定申告はできます。
ただし自宅で・PCスマホではできず、税務署・確定申告コーナーに行く必要があります。
自宅で確定申告するために一番重要なのは「マイナンバーカードを作ること」です。
「マイナンバーが書いてある紙の通知書」ではスマホ申告できません。
(確定申告自体はできます)
2022年(2021年度分)の確定申告で採用された「マイナンバーカード方式」なら、ICカードリーダライタを買う必要なく、スマホでもPCでも申告でき、郵送も不要です。
副業が会社にバレない方法!住民税を分けて納付しよう
副業で雑所得を計上する場合、住民税が高くなるので注意が必要です。
副業が会社にバレる主な原因は住民税の金額を会社に把握されているから。
「副業分の住民税だけ自分で納付」すれば会社にバレることなく続けられます。
特別徴収:会社経由で住民税を払う方法
自分で納付:副業分だけを自分で納付できる方法
確定申告2022の申告期間
令和3年度(2021年)分の確定申告申請期間は
令和4年(2022年)2月16日~3月15日です。
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まとめ:スマホ・PCだけで確定申告できた!
「スマホ・PCだけで確定申告」する方法をまとめます。
マイナンバーカードを作る
マイナポータルのアプリで利用者登録する
所得と控除が分かるものを準備する
確定申告する
特に、スムーズに申告するために「マイナポータルのアプリ登録」は事前準備しておくと良いです。
新たに始まった「スマホ・PCだけで確定申告」するシステム、悩まされもしたけど便利でした。
申告の行列に並ぶだけで1時間以上かかるのは、大きなストレスでしたから。
マイナンバーカードで利用できるサービスが、今後もどんどん増えそうですね。