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ー低身長ママの3人育児&ブログ添削ー

【管理栄養士が選ぶ】蕎麦に合うトッピング!夏のざる蕎麦・冬のかけ蕎麦に乗せる食材は?

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健康志向・本格志向が高まり、大好きなお蕎麦を自宅でも楽しみたい方が増えています。

美味しく食べるのは当たり前、栄養面も気を付けたいという方にぜひおすすめしたいおすすめの食材をご紹介します。

蕎麦を美味しくかつ栄養面にも配慮するという付加価値をつけるためにも、トッピングにこだわってみるのはいかがでしょうか?

◆この記事を書いた人◆

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tanuさんより寄稿いただきました。
現役の管理栄養士
アラフィフ、愛猫家
ブログ「管理栄養士的生活術」

冬場におすすめの食べ方2つ

①だしを効かせたかけそば


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【おすすめ食材】

・ゆず…ゆずは冬が旬の果物です。
新鮮なゆずは香りもよく、ビタミンCは果肉よりも皮に多く含まれます。

三つ葉三つ葉はしゃきしゃきという心地よい歯ざわりの後に三つ葉特有の香りが口の中に広がります。

(画像はブロッコリースプラウトで代用しました)

・七味唐辛子…七味唐辛子は香りも良く、唐辛子に含まれるカプサイシンの効果で血行が促進され身体が温まります。

【作り方】

  1. かつおだしと昆布だしの合わせだしに醤油、みりんを加えます。
    (だしを取るのが大変な方は麺つゆや白だし、顆粒の和風だしを使いましょう)
  2. 別にゆでたそばに作ったそばつゆをかけます。
  3. 千切りのゆず、三つ葉、お好みで七味唐辛子を少々かけて出来上がり。
ポイント! 1.シンプルなかけそばは、そば自体の香りも楽しめる食べ方です。
2.栄養面を補助する目的で、野菜の天ぷらとり肉の天ぷらなどを添えるととても豪華になります。

②肉そば

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【おすすめ食材】

・豚肉…豚肉はビタミンBが多く含まれており疲労回復に効果があります。

・長ネギ…ネギ類に含まれるアリシンは疲労回復、血流改善の効果があります。
また、長ネギも冬が旬の野菜です。
夏の長ネギと比較し、甘みが増し柔らかく、値段も安くなっています。

【作り方】

  1. 豚肉を食べやすい大きさに切り、作ったそばつゆで煮ます。
  2. そこに切った長ネギをたっぷり加えてそばつゆを作ります。
  3. 別にゆでたそばにかけて出来上がり。
ポイント! 豚肉は豚バラ肉が旨味もあり美味しくできますが、カロリーを気にする場合、豚肩ロースを使ってください。
旨味がありカロリーは豚バラ肉と比較し低いです。

 

夏場におすすめの食べ方2つ

①夏野菜のサラダそば

【おすすめ食材】

夏野菜(きゅうり、トマト、ナス、レタス等)
…夏野菜は体温を下げる効果があります。
また、生の野菜にはカリウムが多く含まれ、むくみ改善に効果があります。

【作り方】

  1. そばをゆでて冷水で締めます。
  2. 夏野菜(きゅうり、トマト、レタス、揚げナス)をのせます。
  3. 冷たいそばつゆをかけて食べます。
ポイント! 1.温泉卵やハム、ちくわ、カニ風味かまぼこなどのたんぱく源も添えると栄養バランスが良くなり、ボリュームも増して満足の一皿になります。
2.ナスを素揚げすることでナスの色がきれいに出て美味しそうな見た目になり、かつ食べ応えも出ます。

②ねばねばそば

【おすすめ食材】

・オクラ…オクラは夏が旬の野菜です。
オクラは緑黄色野菜で、ビタミンや食物繊維を多く含みます。

・めかぶ…めかぶのねばねば成分は食物繊維です。
この食物繊維は血糖の上昇を緩やかにする働きがあります。

・モロヘイヤ…モロヘイヤは夏が旬の野菜で、強い抗酸化作用をもつβカロテンが豊富に含まれています。

・納豆…納豆の原材料である大豆は「畑の肉」と言われるほど良質のたんぱく質です。

・とろろ…山芋には消化を助ける働きもあり、夏バテ気味の方にはおすすめの食材です

【作り方】

  1. そばをゆでて冷水で締めます。
  2. とろろ、ゆでたオクラ、めかぶ、モロヘイヤ、納豆などをのせます。
  3. 冷たいそばつゆをかけて食べます。
ポイント! 1.サラダチキン卵焼きなどのたんぱく源を増やすことで栄養のバランスが更に良くなります。
2.いずれの食材も食物繊維が豊富に含まれる食材です。
糖の吸収を緩やかにするだけでなく、便のカサを増やして便秘の改善、善玉菌のエサとなり腸内環境の改善にもつながります。

 

まとめ

そばの実は精製せずに挽くため、米や小麦と比較するとミネラル、ポリフェノール、食物繊維が豊富で栄養価が高い食品です。

そんな蕎麦でも単品でたべるより、旬の野菜やたんぱく源と一緒に食べることで満足感が増し、栄養のバランスが整います。

【そばとトッピングの関係】

  • 冬場は冬が旬の野菜を使うことで体を温める
  • 夏場は夏が旬の野菜を使い体温を下げる

 

いかがだったでしょうか?

旬の食材を使用し、お蕎麦のトッピングにこだわる食べ方に一度チャレンジし、レパートリーを増やしましょう。

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